西新宿五丁目くるみ歯科医院

予防歯科についてAbout prevention dentistry

なぜ予防が必要か

当院は「健康寿命」を重視しています

健康寿命について、皆様はご存知でしょうか。
健康寿命とは、日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のことを指します。

むし歯や歯周病にならないように口腔内を保つことは、健康寿命を長くするといっても過言ではありません。
よく噛んで食べることができないと、身体にもさまざまな弊害が出てきます。
近年では歯周病の悪化によって様々な疾患の引き金になることもわかってきました。
五体満足で長生きすることと、歯の健康は切っても切れない大事なものなのです。

 

詰め物や被せ物ではいけない理由

虫歯になっても治療すればそれでいいだろうと思う方もいらっしゃるかもしれません。
歯科医院は、歯に違和感や痛みが出たり、何かトラブルがあった時に行くところと思っている方も多いかもしれません。
しかし、自分で気付くほどの時には かなり悪くなっていることも多く、大掛かりな治療が必要になり、歯を失うことにつながります。
むし歯になって削って詰めたり被せたりすることは 対処療法にすぎず、根本的に治っているわけではありません。治療をしただけではなく、原因をなくさなければ、その後も治療の繰り返しになり、歯を失うことにつながってしまいます。

結局は、むし歯や歯周病にならないことが最良なのです。

歯を守るうえで最も大切なことは、むし歯や歯周病ができる原因を知り、その原因をなくすことです。
むし歯や歯周病はなって当たり前ではなく、ならないようにすることができるのです。
そのために、何かあってから通うのではなく、お口の中のトラブルが起きないように定期的に通っていただくことを勧めております。

何もなければ、歯科でしかできないようなしっかりとした細部のチェックと歯の清掃を行うだけです。
万一、むし歯や歯周病があったとしても、定期的に来ていただいている状態であれば軽度な状態で発見でき、治療の内容も大したものではなくなります。
つまり、あなたの大切な歯を守ることができるのです。

将来を見越した歯の健康と生活設計

お子様の永久歯を守るための予防

当院では「予防に勝る治療はない」と考えております。

大人になったときにむし歯にさせないということがとても大切です。
20才までの歯の健康が一生の健康を左右します。

むし歯予防の方法を早くから知ることが大切ですので、ぜひ、お子さまが生まれてから早い段階でご来院下さい。


8020運動の推進と現状

「80歳になっても20本の歯を残す」ことを目標にしている8020運動というものがございます。
しかし、現状としては、70歳で13本、80歳で9本ほどしか歯が残っていないと言われています。

これは、日本では長らく予防というものに重きが置かれてこなかったことにあります。
一方で、予防の習慣があるスウェーデンではなんと80歳でも21本の歯が残っているとさえ言われます。
しっかりと予防を意識して生活するだけで、ここまでの差がでるのです。

今からでも決して遅くはありません。
いままでよりも少しだけ、予防に気を使ってみませんか?
むし歯や歯周病の検査はもちろん、画像などを利用したわかりやすい検査結果をお渡し、総合的なカウンセリングも行います。